携帯小説「クリアネス」
携帯小説の、文学とは呼び難い稚拙さが、
批判だったり評判だったりしている今日ですが、
その渦中の携帯小説の中で、
わりと文章の構成や表現が高めだと言われているのが、
『クリアネス』って小説です。
『クリアネス』も、『恋空』や『赤い糸』と同様に、
書籍化されている小説。
この『クリアネス』の著者、十和さんは、
『恋空』で携帯小説を知って、
自分も携帯小説を書いてみようって始めたそう。
『クリアネス』は、ヒットしている携帯小説では異例の、
完全フィクション作品。
売春行為をする女子大生と、
出張ホストの恋を描く物語なのだそう。
「上品な作品」と表現されることが多いかな。
というのも、携帯小説では、
ちょっと過激な出来事や性的描写なんかが
けっこう批判浴びてんですよね。
まあ、「売春行為」「ホスト」って単語はありますけど、
それでも、『クリアネス』は、
過激さはなく、素人さんにしては表現・構成も上々、と。
これまた読んでないんで、
どの程度のものなのかはわかんないですけどね。(^^ゞ
携帯小説って、独特の書き方があるんですよね。
携帯で読むんだ、
狭い画面で、文字が羅列されるだけの中で読むんだ、
って前提があるから、
書籍化されちゃうとなんだか冷めちゃう、て声も。
でも逆に、そうやって読み手側を考えて
文章を綴ることができるってのは、
いいことだと思うんですよね。
私は、携帯じゃ十分に自分の世界を出し切れないから、
携帯では小説書かないんですけど、
だから、それを実現できたとされるこの作品は、
ちょっと気になるところデス。